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ヨガインストラクターになるには?資格は必要?仕事の魅力ややりがいを解説

記事作成日:2024.12.12
「ヨガインストラクターになるには何から始めればいい?」
「ヨガインストラクターの資格がなくてもなれる?」

ヨガインストラクターに興味を持っている人は、このような疑問をお持ちではないでしょうか。
結論から言えば、ヨガインストラクターは資格がなくてもなれます。
しかし、ヨガはポーズの指導だけではなく、呼吸法や瞑想法、ヨガ哲学の伝授ができる人もいれば、明るくポジティブな姿勢でレッスンを導くことを重視する人もいます。

この記事では、ヨガインストラクターになるために必要な知識やおすすめの資格、仕事の魅力など詳しく解説していきます。
ヨガインストラクターになるには?資格は必要?仕事の魅力ややりがいを解説

目次

ヨガインストラクターとは?

ヨガインストラクターとは、ヨガの指導を行う専門家であり、その働き方やスタイルは多岐にわたります。

ヨガインストラクターといえば、大勢の前でワイヤレスマイクをつけ、タンクトップやレギンスを着て活発に指導するイメージを持つ方も多いでしょう。大手ジムやホットヨガスタジオでは大人数向けのクラスが一般的ですが、少人数制の個人クラスや自治体の健康クラブなど、自由なスタイルの働き方もあります。

例えば、大手ジムのインストラクターは固定のプログラムに沿って30人規模のレッスンを担当します。一方で、個人開催のクラスでは、10人以下の少人数を対象に、その日の参加者の要望や状態を見て、レッスン内容を即興で組み立てる場合もあるでしょう。

ヨガインストラクターは、自分のスタイルや働き方に合わせた指導が可能です。大規模なクラスで指導する方法もあれば、個別に対応する少人数制の自由なスタイルも選べる点が魅力です。

ヨガインストラクターになるにはどうすればいい?

ヨガインストラクターを目指すには、まずは「ヨガを好きである」ことが重要です。
ここでは、ヨガインストラクターになるためのおすすめの方法をご紹介します。

・民間のスクールに通う
・未経験でも受け入れてくれるヨガスタジオで働く
・通信講座で学ぶ

以下で詳しく解説していきます。

2-1民間のスクールに通う

ヨガインストラクターを目指すなら、必要な知識と技術を学ぶために民間の養成スクールに通うのがおすすめです。

スクールでは呼吸法や瞑想法、アーサナ(ポーズ)、ヨガ哲学や解剖学などを体系的に学べるため、指導に必要なスキルを総合的に身につけられます。また、講習を修了すると認定資格が取得でき、就職活動においても大きなアドバンテージとなるでしょう。

民間のスクールは、知識と実践を体系的に学べるだけでなく、国際的な資格取得を通じてキャリアアップにもつながります。資格を武器に、ヨガスタジオや教室で自信を持って働ける環境を手に入れましょう。

2-2未経験でも受け入れてくれるヨガスタジオで働く

未経験でもヨガインストラクターとして育成してくれるスタジオで働くのも、有効な選択肢と言えるでしょう。

多くのヨガスタジオやスクールでは、未経験者を受け入れる体制を整えています。採用後に集合研修やOJT(職場内訓練)を通じて基礎から指導し、インストラクターとして成長できる仕組みが用意されています。

経験を問わない求人に応募し、採用後に数か月の研修を受けながら必要な知識や技術を身につける流れが一般的です。

未経験でも挑戦できるヨガスタジオの求人を探し、自分に合った環境でインストラクターへの道を目指せるでしょう。

2-3通信講座で学ぶ

通信講座は、自宅でヨガインストラクターとしての基礎を学べる便利な方法です。
通信講座は自分のペースで学習できるため、家を離れられない事情がある人にもおすすめです。

例えば、子育て中や仕事が忙しい人でも、時間を有効に活用してヨガの知識や基本スキルを習得できます。しかし、将来的にヨガインストラクターとして指導を目指すなら、ヨガスクールに通い直接指導を受けると、実技力をより早く身につけられるでしょう

通信講座は効率的な学びの手段ですが、現場での指導スキルを磨くためには、ヨガスクールでの実践的な学びを並行して取り入れるのをおすすめします。

ヨガインストラクターになるのに必要な知識

ヨガインストラクターになるには、さまざまな知識が必要です。

・ヨガ哲学
・呼吸法
・解剖学

以下で詳しく解説します。

3-1ヨガ哲学

ヨガインストラクターになるには、ヨガ哲学を理解し、日常生活に活かすことが重要です。
ヨガ哲学は、インドの哲学の一部として、八支則(アシュタンガヨーガ)という鍛錬の基本原理を柱としているためです。

多くの人がポーズ(アーサナ)に注目しますが、実際には八支則の順序に基づき、まず生活の規範である「ヤマ(禁戒)」と「ニヤマ(勧戒)」を心がける必要があります。思いやりや慈愛をもった日々の行動を通じて、精神的な基盤を築きましょう。

例えば、「ヤマ」では他者を傷つけないこと、「ニヤマ」では自己規律を大切にすることが含まれています。これを実践すると、心が安定し、アーサナ(ポーズ)の習得がスムーズになります。

ヨガ哲学に基づいた日常の心がけこそが、ヨガインストラクターとしての基盤となるのです。

3-2呼吸法

正しい呼吸法を習得し、ヨガの効果を最大限に引き出しましょう。
生徒の心身のバランスを整える指導が可能になるためです。

ヨガの呼吸法は「プラーナマーヤ」と呼ばれ、エネルギーである「気」をコントロールする方法として重要です。この呼吸法を通じて、心身のバランスを整えるだけでなく、身体に蓄積されたエネルギーを全身に行き渡らせられるようになります。

例えば、レッスン中に正しい呼吸法を取り入れると、動きがスムーズになり、ポーズの効果が高まります。また、ストレスを抱える生徒には深い腹式呼吸を指導すると、リラクゼーションや緊張緩和をサポートできるでしょう。

呼吸法のマスターは、ヨガインストラクターとして効果的なレッスンをする基盤となります。

3-3解剖学

解剖学の知識は、ヨガインストラクターとして安全で効果的な指導を行うために欠かせません。ヨガにはさまざまなポーズがあり、それぞれに特有の効果や目的があるためです。

解剖学を理解すると、各ポーズが身体に与える影響を把握し、生徒一人ひとりの悩みに応じた指導プランを作成しやすくなります。また、身体の歪みや調整方法に特化した知識を持つと、より的確な指導が可能です。

例えば、腰痛がある生徒には、腰に負担をかけないポーズを選ぶ必要があります。そのためには、骨格や筋肉の仕組みを理解し、無理のない動きを提案するスキルが必要です。また、知識だけでは不十分で、自分自身でポーズを練習し体感することが大切です。

ヨガインストラクターを目指すなら、解剖学を学び、知識と実践の両方をバランスよく取り入れていきましょう。

ヨガインストラクターに必要な資格

ヨガインストラクターは、資格がなくても目指せますが資格を持っていた方が就職や活動に有利と言えるでしょう。

ここでは、ヨガインストラクターの資格について紹介します。

・全米ヨガアライアンス認定資格
・一般社団法人全日本ヨガ協会(AJYA)
・社団法人日本ヨガインストラクター協会(JYIA)
・認定NPO法人日本ヨガ連盟認定ヨガインストラクター

一つずつみていきましょう。

4-1全米ヨガアライアンス認定資格

全米ヨガアライアンス認定資格は、世界80カ国以上で通用する国際的なヨガインストラクター資格です。この資格を取得すると、日本国内だけでなく、海外でもヨガ指導者として活躍する道が広がります。

全米ヨガアライアンス認定資格は、指定のトレーニングを修了し、協会に申請すると認定されます。認定を受けると「全米ヨガアライアンス認定ヨガ指導者」として活動でき、権威ある資格として認知されています。
また、認定資格には基本のRYT200と上位資格のRYT500があり、それぞれの資格に応じて専門性を深められます。

RYT200

全米ヨガアライアンスが認める200時間のトレーニングを修了すると、取得可能な基本資格です。200時間のうち180時間は講師から直接指導を受ける必要があり、ヨガの基本技術や指導スキル、解剖学、ヨガ哲学などを学びます。

RYT500

RYT200にさらに300時間のトレーニングを加えると取得できる上位資格です。高度な技術や指導方法、ヨガ哲学の深い理解など、専門性を高めるカリキュラムが特徴です。
全米ヨガアライアンス認定資格は、ヨガ指導者としての信頼性を高めるだけでなく、国際的な活躍の場を切り開くための大きな一歩となります。

(公式サイト:全米ヨガアライアンス

4-2一般社団法人全日本ヨガ協会(AJYA)

一般社団法人全日本ヨガ協会(AJYA)が発行するライセンスは、ヨガインストラクターを目指す人に向けた資格制度です。ライセンスを取得すれば、認定教室の開業やRYT200(全米ヨガアライアンス)の取得も可能です。

資格の名称 3級
MASTERマスター
2級
ADVANCE アドバンス
1級
SENIOR シニア
目的 認定スクール・教室での指導が可能 認定教室を独立開業できるスキルを習得 認定スクールを独立開業できるスキルを習得
講座の内容 ・認定スクール・教室での指導方法
・解剖学や基本的なアーサナ、指導スキルの基礎
・独立教室開業に必要な指導スキルや運営ノウハウ
・中級レベルのアーサナ、指導スキル、教室運営に関する講習
・上級アーサナや高度な指導スキル
・認定スクールの運営ノウハウ
取得条件 認定スクールで規定の講習を受講し、認定試験(実技・倫理)に合格すること 3級資格を取得後、20歳以上(未成年は親の承諾が必要)。認定試験(チェック・トレーニーレッスン)に合格すること 2級資格を取得後、20歳以上。認定試験(実技・倫理)に合格すること
受講料 約90,000円
(スクールによる)
約200,000円
(スクールによる)
約400,000円
(スクールによる)
受験料 11,000円(税込) 22,000円(税込) 33,000円(税込)

AJYAの資格は段階的に取得できるため、自分の目標やスキルに合わせて学べます。
初心者の方でも安心してスタートできる仕組みが整っているので、インストラクターを目指す方におすすめです。

4-3社団法人日本ヨガインストラクター協会(JYIA)

JYIA(社団法人日本ヨガインストラクター協会)は、美容、健康、ストレス解消を目標に、インストラクターの技術向上をサポートする団体です。
JYIA認定スクールでは、カリキュラムを修了した人に対して認定試験の受験資格を付与しています。試験合格者は「JYIAライセンス」を取得でき、この資格をもとに教室を開設・独立することが可能です。また、ライセンス保有者は、全国各地でインストラクターとして活躍の場を広げています。

資格の名称 3級
マスターコース
2級
アドバンスコース
1級
シニアコース
対象者 ヨガインストラクターを目指す マスターコース修了者 アドバンスコース修了者
講座の内容 ・ヨガの歴史
・解剖学
・基本的なポーズの習得
・解剖学的視点からのポーズ練習
・指導法の習得
・上級者向けの指導法
・幅広い年齢層への対応
受講
時間
38.5時間 59.5時間 60時間
受講料 77,000円 210,000円 410,000円
受験料 8,000円(税込) 8,000円(税込) 15,000円(税込)

(引用元:JYIA 一般社団法人日本ヨガインストラクター協会

上記の他、スクールへの入学金(54,000円)が必要です。
JYIAのカリキュラムは、初心者から上級者まで段階的に学べるよう設計されています。各コースを修了すると、ヨガインストラクターとしての知識と技術を体系的に習得できます。

4-4認定NPO法人日本ヨガ連盟認定ヨガインストラクター

この資格は、ヨガインストラクターを目指す方向けの養成講座で、初心者から始められる内容です。

講座では、ヨガの理論、歴史、東洋医学、アーユルヴェーダ、基本のポーズ、呼吸法など、基礎から応用までの知識を網羅しています。また、日本独自の文化を取り入れたヨガや高齢化社会に対応できるヨガの指導法も学べます。

資格の名称 認定NPO法人日本ヨガ連盟認定ヨガインストラクター
目的 意識・知識・技能の向上
社会的認知の向上
活動の場を広げる
講座の内容 ヨガの基本知識
指導方法
実践的な指導スキル
取得条件 10日間の養成講座を修了する
認定試験に合格する
受講料 249,450円(税込)
テキスト3冊、初年度会費(正会員または賛助会員2口)、資格取得試験および認定料が含まれる
・連盟への入会が必要
・資格試験と認定は任意

(引用元:認定特定非営利活動法人 日本ヨガ連盟

一般的なヨガ教室のレッスンの進め方だけでなく、シニア世代にも対応したヨガの指導法を習得できます。ヨガを深く学びたい方や指導スキルを活かして幅広い活動を目指す人におすすめです。

ヨガインストラクターの働き方

ここでは、ヨガインストラクターの働き方についてご紹介します。

・ヨガスタジオで正社員・アルバイトとして働く
・フリーランスで業務委託として働く
・独立してヨガスタジオを開業する

以下で、詳しく解説します。

5-1ヨガスタジオで正社員・アルバイトとして働く

ヨガインストラクターとしての働き方は、ヨガスタジオや教室で正社員やアルバイトとして雇用される道があります。安定した収入と、研修やキャリアのサポートが充実している場合も多く、未経験でも挑戦しやすいのが魅力です。

ヨガスタジオで働くには、採用試験を受け、入社後に社内研修を経てインストラクターデビューするのが一般的です。新卒・中途採用のどちらも募集しているスタジオがあり、初心者でも挑戦しやすい環境が整っています。

この働き方では、給料は月給制や時給制で安定しており、スタジオによっては賞与や手当が支給される場合もあります。また、接客技術や社会人としての教養を学ぶことができ、ヨガスキルだけでなく幅広いスキルを身につけられるのが特徴です。

ヨガインストラクターからトレーナー、プログラム開発、管理、人事採用など、異なる職種への転向も視野に入れられます。未経験からでも挑戦しやすい環境が多いので、ヨガインストラクターを目指す方におすすめです。

5-2フリーランスで業務委託として働く

ヨガインストラクターとしての働き方は、フリーランスとして業務委託契約を結ぶ選択肢もあります。

業務委託の場合、既存のヨガスタジオと契約を結び、レッスンを担当します。スタジオに所属する点は正社員やアルバイトと似ていますが、雇用契約ではないため、複数のスタジオでレッスンを受け持てます。

フリーランスとしての働き方は、自分のスケジュールに合わせて活動できるため、家庭や別の仕事との両立を目指す人にも向いています。しかし、収入は担当するレッスン数に応じて変動するため、自分で働き方を計画的に組み立てる必要があるでしょう。

業務委託で働くフリーランスヨガインストラクターは、柔軟なスケジュールと多様な指導経験を得られるのが魅力です。複数のスタジオで活動しながらキャリアを広げたい方におすすめの働き方です。

5-3独立してヨガスタジオを開業する

ヨガインストラクターとしての働き方には、独立して自分のヨガスタジオを開業する選択肢もあります。

自分のスタジオを持つと、好きな場所に、自分が理想とするコンセプトのスタジオを作れます。レッスンの内容やスタイルも自分で決められるため、自分のビジョンを形にする場として魅力的な働き方と言えるでしょう。

しかし、スタジオの開業には、集客、経営、レッスン運営といった多岐にわたる業務を一人でこなす必要があります。経営の知識や実務能力、安定した集客を目指すためのマーケティングスキルも必要です。

ヨガスタジオの開業は、自分の理想を実現するためのやりがいある挑戦と言えるでしょう。

ヨガインストラクターの給料の相場

ここでは、ヨガインストラクターの給料相場についてみていきましょう。

・正社員やアルバイトの給料相場
・フリーランスの給料相場

一つずつ解説していきます。

6-1正社員やアルバイトの給料相場

求人サイトのIndeedによると、正社員のヨガインストラクターの平均月給は約35万円です。

地域別では、以下の順に高い傾向があります。
・千葉県船橋市が約38.7万円
・東京都品川区が約37.7万円
・東京都杉並区が約37.2万円

雇用形態別の求人件数は、正社員が約2,799件、アルバイトが約294件となっています。
(2024年11月27日現在)
アルバイトの場合、時給1,000円〜2,500円程度が相場となります。都市部では高めの時給が設定されています。

地域や経験、雇用形態によって給与は異なる可能性があるので注意しましょう。
(引用元:indeed

6-2フリーランスの給料相場

フリーランスのヨガインストラクターは、1レッスンあたりの報酬が3,000〜5,000円程度が相場です。

1レッスンの時間は60〜90分が一般的で、1日に2レッスンを担当すれば、月収は約20万円が目安となるでしょう。また、複数のヨガスタジオでレッスンを掛け持ちしたり、自分で独自のレッスンを企画・主催することで、さらに収入を増やせる場合もあります。

例えば「平日は複数のスタジオでレッスンを担当し、週末には独自企画のイベントレッスンを開催」という働き方で、月収を30万円以上に伸ばすことも可能でしょう。

フリーランスのヨガインストラクターは、努力次第で働き方や収入を自由に調整できます。自分のスケジュールや目標に合わせて、柔軟にキャリアを築ける点が魅力です。

ヨガインストラクターの仕事の4つの魅力

ここでは、ヨガインストラクターの仕事の魅力を4つ紹介します。

1.お客様に役に立てる
2.ヨガの魅力を広められる
3.ライフスタイルに応じて仕事を続けられる
4.スキルを磨けば収入アップも目指せる

以下で詳しく解説します。

7-11.お客様に役に立てる

ヨガインストラクターは、生徒の健康維持や目標達成をサポートできる仕事です。

ヨガ教室には、「身体を動かして健康を保ちたい」「代謝を良くしたい」などの目標を持つ生徒が多く集まります。インストラクターとして生徒のニーズに寄り添った指導ができると、生徒が目標を達成できる助けになるでしょう。

定期的に通っている生徒が「肩こりが改善しました」「身体が軽くなり、日常生活が楽になりました」などと喜んでくれると、自分の仕事の意義を強く感じられるでしょう。

ヨガインストラクターの仕事は、生徒の生活を豊かにするサポートをするものです。そのため、ニーズに答えられれば感謝される場面が多く、やりがいを感じられる魅力的な職業と言えるでしょう。

7-22.ヨガの魅力を広められる

ヨガインストラクターの仕事は、ヨガを愛する人にとって自分の好きなことを広めながら働ける魅力的な職業です。

多くのヨガインストラクターは、「ヨガをより深く極め、多くの人に魅力を伝えたい」と考える人たちです。
生徒にヨガの魅力が伝われば、自分は喜びを感じられる上収入も得られるので、やりがいを感じられるでしょう。

ヨガインストラクターは、ヨガを通じて人々に健康や喜びを届けることができ、自分自身も成長できる職業といえるでしょう。

7-33.ライフスタイルに応じて仕事を続けられる

ヨガインストラクターは、結婚や転居などライフスタイルの変化に合わせて柔軟に働き続けられる職業です。

幅広い世代や地域で求められるヨガインストラクターは、人生のさまざまなステージで働き方を調整できます。
例えば、出産後はフリーランスとして短時間のレッスンを引き受けたり、引っ越し先でもヨガスタジオで新たにキャリアを築いたりできます。

ヨガインストラクターは、一度身につけたスキルを活用し、長く働き続けられる点が大きな魅力と言えるでしょう。

7-44.スキルを磨けば収入アップも目指せる

ヨガインストラクターは、スキルを磨けば生徒数やレッスンの機会を増やし、収入アップを目指せます。

スキルを磨いたヨガインストラクターは、自身のスタジオを持ち、予約が取りにくいほどの人気レッスンになる可能性もあります。
レッスンの質を向上させる工夫や生徒への丁寧な対応が評価され、生徒が増えると収入にも反映されるでしょう。

ヨガインストラクターは、スキルや指導力を磨き続けると、生徒からの信頼を得て収入アップを実現できます。自分の努力が直接結果に繋がるため、やりがいを感じやすい仕事といえるでしょう。

資格を取得して愛されるヨガインストラクターを目指そう


ここまで、ヨガインストラクターになるために必要な知識やおすすめの資格、仕事の魅力など詳しく解説してきました。

ヨガインストラクターは、資格がなくても目指せる職業です。
しかし、資格を取得すると就職やキャリアに役立つ知識と技術を身につけられます。

ヨガに興味がある人なら、きっと楽しくヨガを学べるでしょう。
働き方もさまざまなので、一度学べば長くスキルを活かし続けられます。
ヨガの人気は年々高まっており、医療や介護の分野にも取り入れられるなど、これからも需要が増えると考えられます。

ヨガインストラクターは初心者や年齢を問わず、ヨガが好きで興味があれば目指せる職業です。まずは、自分がヨガを愛し、ヨガを深く学んで生徒から愛されるヨガインストラクターを目指しましょう。

日本インストラクター技術協会編集部
インストラクターの専門性を高めるためや地位向上を目的とした団体である日本インストラクター技術協会(JIA)編集部が運営するコラムです。
美容・健康・ボディケアの資格の筋トレインストラクター、シェイプアップインストラクターや骨格診断士。心理カウンセラー資格のメンタル心理インストラクター、子供心理カウンセラー®、音楽療法カウンセラーや行動主義心理アドバイザー®など様々な資格を認定しています。
日本インストラクター技術協会編集部